セカンドハウス・別荘を探す
誰しも憧れるセカンドハウス・別荘。聞こえはいいですが、実は維持管理から周辺環境等のその土地ならではの情報を把握しておかないと後悔することも…。経験豊富なスタッフが定期メンテナンスもサポートいたします。
人気が高まるセカンドハウスとは
最近人気の高まっている、セカンドハウスをご存知ですか?「別荘のことでしょ?」と思ったそこのあなた。実は、セカンドハウスと別荘は、まったく別のものなんです。 セカンドハウスとは「週末に住むため」や「平日の通勤のため」の家のこと。普段の生活に欠かすことのできない、文字通り「第2の家」なんです。今回の記事では、そんなセカンドハウスについてご紹介しましょう。
都会と田舎両方の魅力を体感できる
都会にも田舎にも、それぞれ住むうえでのメリットはありますよね。都会に住めば、交通手段や商業施設、イベントなども多く、便利かつ刺激的な生活を送ることができます。一方、田舎に住めば、自然豊かな環境のなかで、ゆったりと暮らすことができますよね。 都会に住んでいる人も、田舎に住んでいる人も、もう一方の地域にセカンドハウスを持てば、普段の生活の中で、都会と田舎、両方の魅力を味わうことができます。メインの住宅とは別の地域にセカンドハウスを持つことで、暮らしの幅が広がります。「第2の家」を持つことで、「第2の人生」まで持つことができるようになります。
若い世代からも人気が高まっている
近年、IT技術の目覚ましい発達により、「2拠点もしくは多拠点に居住空間を持つ」というライフスタイルに注目が集まっています。この新しいライフスタイルに特に注目しているのが、働き盛りの若い世代です。 こういった背景に加えて、バブル期にリゾート地に建てられた物件が、築年数の経過により値下げされ、リノベーションされた上で再販されています。セカンドハウスとして利用するのにぴったりな物件が、若者も購入しやすい手頃な価格帯になっているのです。 これまでセカンドハウスは、どちらかというと資金に余裕のあるシニア層のためのものと考えられてきました。しかし最近では、IT技術の発達やリゾート地の物件の値下がりにより、若年層からのセカンドハウスの人気が高まっているのです。
セカンドハウスを持つ主な目的
週末にリラックスするため
「週末くらいは仕事のことを忘れて、ゆっくり過ごしたい…」と思いませんか?平日を過ごしている都心の住まいでは、普段の生活が思い出されて、休日もなかなか仕事のことを忘れることができない場合もあります。最近ではこのように週末にリラックスするためにセカンドハウスを持つ人が増えています。 都会の喧騒から離れた郊外にセカンドハウスを持てば、ゆっくりと週末を過ごすことができます。
職場へ手軽に通勤するため
セカンドハウスを持つ主な目的のひとつがに「通勤を手軽にするため」ということがあります。職場と自宅が離れているため通勤に時間がかかってしまうという悩み。長時間の通勤は、精神的にも体力的にも厳しいものです。出勤時間は早く、反対に帰宅時間も遅くなりがち。
職場からほど近い場所にセカンドハウスを持てば、通勤も楽になります。満員電車で不快な思いをする時間も少なくなる上、自由に使うことのできる時間は増えます。 通勤が楽になれば、日々蓄積されていく疲労やストレスも減るでしょう。仕事の生産性の向上も期待でき、セカンドハウスは理想の選択肢と言えそうです。
旅行気分を味わえる
緑豊かな森の中や、さわやかな海辺に建てられたセカンドハウスで過ごす週末。鳥の鳴き声や波のざわめきに耳を澄ませば、自然と仕事モードがオフになり、「今日は休日なんだ」と実感することができること間違いなし。都心ではなかなか実現することのない、深くリラックスした気分を味わうことができます。
別荘とセカンドハウスは同じもの?
用途は似ているけど全く別のもの
「仕事を忘れてゆったりと過ごす」や「リゾート地で非日常を味わう」などと聞くと、「別荘との違いは?」と思いますが、別荘とセカンドハウスの違いは、「日常生活に欠かせないものか?」と考えるとわかりやすくなります。 別荘は、休暇などの時に避暑や避寒といった目的で利用するためのものです。日常生活を送るために欠かせないものではなく、あくまで余暇のためのもの。 反対にセカンドハウスは「通勤を便利にするため」や「週末を快適に過ごすため」のもの。日々の通勤に不可欠だったり、週末のたびに帰ったりする日常生活には欠かせないもの。たとえ別荘地にあっても、日常生活に欠かせないのであれば、それはセカンドハウスと言えます。
セカンドハウスは居住用財産に含まれる
別荘とセカンドハウスは、税制上の定義にも違いがあります。セカンドハウスは、税制上、居住用財産に含まれます。一方で別荘は居住用財産に含まれません。 居住用財産とは、簡単に言うと「マイホーム」のこと。セカンドハウスは「週末に住むため」「通勤時間が長い人が平日に住むため」のもので、このような目的で使用されるセカンドハウスは、「マイホーム」の一種としてみなされ、居住用財産に含まれます。居住用財産として認められると、税金の控除などを受けられるケースもあります。
別荘は保養施設の一種
一方、別荘は居住用財産とみなされることはありません。休暇など、特別な時にしか利用しない別荘は、確かに「マイホーム」ではなく、税制上でも、別荘は「保養のためだけのもの」と定義され、税金の控除を受けることはできません。
セカンドハウスの軽減措置
セカンドハウスは、一般の住宅と同じように税制上で優遇される可能性があります。別荘は「住宅」ではなく「ぜいたく品」という扱いとなり、税制上の軽減措置を受けることができません。
「住宅」として認められているセカンドハウスなら、税制上の軽減措置を受けることができます。ただ軽減措置を受けるには、マンションや一軒家を購入し、それがセカンドハウスとして認められる必要があります。以下内容が、代表的な軽減措置となります。
固定資産税
セカンドハウスが受けられる税制上の優遇措置のひとつが、所有している土地や建物に毎年かかる固定資産税です。セカンドハウスは、この固定資産税の軽減措置の対象となっています。 固定資産税を計算するうえで、200㎡以下の面積に対する価格は、課税台帳に登録されている価格の6分の1になります。また200㎡を超える面積の価格は、登録されている価格の3分の1の値段とされます。この軽減措置を受けることができれば、固定資産税を下げることができます。
不動産取得税
不動産を購入する際には、不動産取得税を納める必要があります。別荘としての利用や、投資目的の不動産を購入する場合、税率が高くなります。 しかし購入する物件がセカンドハウスとして認められれば、税率の軽減措置を受けることができます。通常、不動取得税の税率は4%ですが、セカンドハウスの場合は3%まで下がります。割合としては小さいようですが、不動産自体の価格が大きいので、節税効果はとても大きいです。
自治体へ事前に確かめておこう!
何も手続きをしなければ、税制上の軽減措置を受けることはできません。軽減措置を受けるには、購入する不動産が「セカンドハウスである」と認められるための手続きをとる必要があります。 認められるための要件や軽減措置を受けるための手続きの方法は、自治体によって異なります。セカンドハウスの購入を検討している場合は、どうすれば軽減措置を受けることができるのか、事前に問い合わせて調べましょう。